こんにちは。オーダーカーテン・ブラインド製作の室内装飾みやぎの宮城です。

去る７月７日の七夕の日に会社を創業して以来、初めて決算報告会・事業計画発表会を行いました。この会では全社員、ひとり親方、金融機関、税理士事務所の方を招待し、令和４年度の経営成績とこれからの室内装飾みやぎについて１時間ほど話をしました。

今回の記事はインテリアについての記事ではないのですが、室内装飾みやぎを少しだけ知ってもらえればと思います。

決算報告会・事業計画発表会で発表したこと

室内装飾みやぎは決算期間は６月１日から翌年５月末日までとなります。この発表会では令和４年度の１年間の経営成績（売上高、売上総利益、販売管理費、営業利益）と取引先別の売上高構成、事業セグメント別の売上高の構成についても公表しました。

この会では「経営成績」についてよりも、これからの会社と将来構想を発信することの方が実はより重要ではないかと考えておりました。すでに先月から始まっているのですが、令和５年度の計画と今後３年間の目標売上高と中期経営計画を発表し、さらに目標売上高を達成する為の具体的行動計画も提示しました。実は経営の成績をまとめる事よりも計画を立てることの方に多くのエネルギーを注いでいました。

経営成績と経営計画を開こうと思った２つの経緯

今回の決算報告会・経営計画発表会を開催したことだけでなく、経営成績を従業員に伝えたことは初めての事でした。これまでやってこなかったのは、やらなくても良かったこと(支障ない）でもあり、面倒なことでもあるというシンプルな理由にならない理由。そんな理由に開催の意義をつけた経緯をお話します。

従業員・一人親方にはスジを通す

会社の経営に関わって４年。私なりに「経営とは…？」と考えているうち、従業員と一人親方に感謝の意をキチンと伝えることができているのか疑問に感じてきました。

尽力している従業員、協力いただいているひとり親方へ会社の業績、努力の結果を伝えるのがスジだよね？とそれがより正しい感謝の意の伝え方ではないかと考え、この会を開催するに至りました。

全く新しい時代に対応するために

アフターコロナとなり、AI時代へ突入、働き方改革、人手不足などで社会のルールと価値観が変わっていくことが肌レベルで感じています。もう少し踏み込めば、昭和からのルールと価値観の延長線上では淘汰されていくのではないかと感じています。となれば、マインドを「生き抜く」から「生まれ変わる」に変換することは当然の事で、マインドを表現するにはこれまでやってこなかったことをやるのは必然。

これからどう会社を運営をしていくかというのを言葉にし、明文化したことを従業員、ひとり親方、協力いただいている金融機関などへそのコミットメントに従い、行動することは会社の規模に関わらず、経営に関わる者として責務ではないでしょうか。

経営計画で本当に伝えたかったこと

金融機関のお力もお借りしながら、中期経営計画を立てました。ですが、立てた経営計画を実行し、達成するには私と従業員、一人親方、金融機関などの方々や多岐にわたる方々のお力が必要です。

我が社は多くの人に支えられ、創業40年以上が経ちました。これまでは先代の人柄と人としての器に惹かれ、仕事を獲得できました。さらなる繁栄をする為、先代のマインドを私なりに解釈し、継承して、これからの時代に合わせたコンセプトを世に発信をし、人が幸福になるような場となり、場をづくりをしていきます。

三方よしを目指す

最後に私たち室内装飾みやぎは繁盛や成功を目指すのではなく、社員やひとり親方、協力いただいている方々、さらに地域へと還元をし、持続的な発展と繁栄を目指していきます。

AIや人手不足の時代がますます色濃くなり、これまでに経験したことない事、全く新しい価値観やライフスタイルに突入すると予測しています。そういった時代になっていくからこそ「人」との関係を良くし、より協力的な関係を築くべきだろうと考えています。

今回は初めての決算報告会・事業計画発表会だったのですが、長々と使い慣れない言葉を並べてきたのですが、端的に言えば「大きい会社でなく、良き会社をつくりあげたい」という思いだけです。