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壁紙を選ぶときに少し意識をしてほしい事

2023.04.24

こんにちは、室内装飾みやぎの宮城です。

本日はクロス・壁紙に「厚み」についてお話をしようと思います。


クロス職人さんは張り出す前に「この材料は厚い」「この材料は薄い」とよく言います。読者さんにも少しだけそれを意識してもらえたら、お部屋がよりきれいになると思います。

プリント面の凹凸の厚みはエンポスというのですが、このエンポスをなぜ気になるかといいますと壁紙を張ると下地面の状態が出てきます。

もう少し詳しくお話をするとクロスの下地となる石膏ボードを壁または天井に貼られているとします。その石膏ボードは規格品となっており900㎜×1800㎜のサイズがせの部屋の天井または壁に一面に割り付けられて張られております。その割り付けられて貼られたボードをきれいにフラットに張ることを目指しているのですが、どうしても人の手で貼られるので、多少のデコボコ、不陸(ふろく)が生じてしまいます。多少の不陸であればクロスを張り出す前のパテかい作業でデコボコを滑らかにし、フラットなような感じに処理をします。パテかいで処理をして、フラットなような感じにしてクロスを張り、完成となります。

このクロスの作業の流れでなぜエンポス、クロスの厚みが気になるかというのが先に話をした下地面の状態が浮き上がってくるということになります。エンポスに厚みがあると下地面に多少の凹凸があっても目立ちにくく、エンポスに厚みがなく薄いものになると下地面が浮かびあがってしまう現象が起きます。先ほど、フラットなような「感じ」にするとお伝えしたのですが、完ぺきなフラットにするというの無理なことであります。ですが、限りなくフラットな状態には持っていくということを意味になります。

もしも、下地石膏ボードの貼り付け具合がよろしくない状態であれば、クロス職人さんはパテかい作業に多くの時間を割き、より繊細な下地を作ることと、クロスを張る際にはより慎重に作業を進めていかなければなりません。ということは、「薄い材料」というのはクロス職人の腕、スキルが試される材料となります。

ゴールデンウイーク期間中にご自身でお部屋のクロスをお気に入りのクロスの張替えをやってみようという方はぜひ、下地の状態をチェックしてみてください。下地の状態が良くないなと感じ、そのクロスが薄い材料であれば、下地の凹凸などが浮かみあがってきます。ようやく見つけたお気に入りのデザインのクロスも無駄になってしまうことがあります。


せっかくお気に入りのクロスをお部屋に貼りたいのであれば、ぜひ私たち室内装飾みやぎへご相談ください。

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