求人情報

RECRUIT クロス職人を募集

室内装飾みやぎでは職人の見習いを募集しております。ですが、まずは私たちの会社、建設業界を知っていただきたいので、話が長くなりますがお付き合いをいただけたらと思います。
建設業界に携わっていないと「職人」と聞いてもピンとこないかと思います。「職人」と聞くと伝統工芸品をつくる人を指しているのかもしれないですね。確かに工房やアトリエで伝統工芸品をつくる人もさしているのですが、建物の工事に携わっている者も「職人」と呼ばれています。建設業界でも「職人」という言葉が使われているかといいますと、建設業、建築工事には29の分野の工事、専門に細分化されて、その分野や仕事に長け、各エキスパートが協力し、ひとつの建物を作り上げています。

What is this建設業の専門分野とは

鉄筋コンクリートの建物では当たり前ですが、コンクリートで造られた躯体と呼ばれている一部分の壁で造られます。そのコンクリートの壁を造るためには、コンクリートの骨となる鉄筋を担当する鉄筋屋さんが組み、壁の型を造り上げる型枠工事の型枠屋さん、コンクリートを工場でつくり、工場から現場へ届けるコンクリート工事のコンクリート屋さん、現場に届いたコンクリートを流し込む担当は打設工がいます。型に流し込まれたコンクリートをしばらく寝かし一定の強度まで硬化をさせてから型を外します。その型を外すことを解体と呼ばれ、解体工事を担当する解体屋さんがいます。専門の〇〇屋さんで技術や知識を持つ人が「職人」と呼ばれています。

私たちが専門とするのは「インテリア」

さて、私たちの会社は建設業界、建築工事での役割、工種は何にあたるかについてキチンとお話をしなければなりませんね。

私たちが専門とする分野、工種は「内装仕上げ工事」です。

建設業、建築工事にあまり関わったことがないのに「内装仕上げ工事」と聞いてもピンとこないでしょう。この内装仕上げ工事の「内装仕上げ」というのを日ごろから聞きなれている言葉で言いますと「インテリア」。インテリアなのでお部屋をつくりあげる仕事になります。リビングやベッドルーム、和室などの壁を表装、クロスと呼ばれる壁紙を張り、部屋を彩る仕事、役割を担っています。壁紙だけでなく、インテリアとなるカーペット、床デザインシートやカーテンなども取り扱っています。

建設業だけど体力的に比較的やさしい

建築現場の作業員は体力勝負で炎天下での作業だから体力的にキツいと思っているでしょうが心配はしなくてもよろしいです。インテリア、お部屋の中での工事なので、日に当たらずに作業をします(それでも、やはり夏は気温で体力的に大変な時期もありますが…)
基本は壁紙、クロスを張るということなので取り扱う資材なので鉄筋などに比べるとだいぶ軽いです。
室内での仕上げ、完成をさせるという最後の工程ですので泥まみれになって汚れるはこないです。むしろ、仕上げの工事なので汚れている状態でやってはいけません。
壁紙を張る前の作業工程でほこりを出しますが、仕事としてはずーっと埃をかぶってはいませんから毎日が汚れるということはさほど多くないです。クロス職人としての腕があがり段取りが良く、腕が良くなれば汚れは減っていきます。

お客様に喜びが「やりがい」につながる

お客様から感謝されることで“やりがい”を得ます。それは仕事を続けていくうえで大事な要素です。
内装仕上げ工事、インテリア工事といのはお部屋のデザインに携わります。
これらお部屋というのは“お客様”のお部屋になります。なので、あなたの手で仕上げ、つくりあげた部屋がお客様へ引渡され、これからの生活の営みの空間となります。
なので、お客様に喜んでもらうことをダイレクトに受け取ることになります。(仕上がりがよろしくない場合は怒られてしまうのですが…)
何もなかった更地に躯体が立ち上がり、内部の間仕切り壁が立ち上がり、そこにお客様が選んだクロスが張られ、カーテンを取り付けていきます。待ちに待ったお客様の理想とした部屋が完成し、いよいよ“自分”のものになろうとする時に立ち会うのがクロス職人なのです。

AIやロボットにまだ奪われない仕事

ここ数年、テレビ、ラジオ、雑誌などで「AI、ロボットの進化でこれまでの仕事を奪う」というのが話題になっています。
私もこれらの発達で多くの仕事がAIやロボットが代わりにやる、人手を補うものが多くあると考えています。建設業にあたってもいくつかの専門工事にもこのAI・ロボットの波はやってきます。実際に私も直接、国土交通省の職員の方、建設業のジャーナリストから話を聞きましたし、実際にロボットがやった工事も見たことがあります。
ですが、内装仕上げ工事では“まだ”AI化やロボット化の波はやってこないだろうと考えています。人の価値観の多様化に伴い、デザインや趣向が多岐にわたっていることと、ロボットが部屋で作業するには狭く、細かい作業が多いからです。それでもいつかは「クロス」に代わる何かが出るとは思いますが、それはまだまだずっと先のことになるだろうと思います。となると、「人生100年時代」と呼ばれているこれからの仕事手に職、技術、技能を身につけるにはぴったりな技術ではないでしょうか。

国家資格の取得が可能

せっかく建設業、建築業に携わるのであれば国家資格「建築施工管理技士」の免許の取得を目指してみはどうでしょうか。
まずはしっかりとクロスをきれいに張る、床のカーペットやシートをきれいに張るという技能をものにして頂きたいです。ですが、これから、または体力的にきつくなった時のことも考えて国家資格をひとつ取得することをお勧めします。
腕がよければ免許や資格がなくても仕事をできるのですが、職人から建築工事の管理者、現場監督へ転職することも可能です。例えば、高卒で普通学科卒業、4年6か月以上勤すると国家資格2級建築施工管理技士の受験資格を得ることも可能です。これは建築現場の管理者責任者、監督になるためには必要な資格です。
転職または独立をした際には信用度が増し、将来への働き方の選択の自由度が増します。現場監督になった際には職人の気持ちがわかり、内部仕上げ工事に関しての知識と経験が豊富なので滞りなく進めやすくなります。民間資格の資格でもあるインテリコーディネーター、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーターの取得も可能ですし、会社としてサポートをします。

仕事とプライベートの両立を目指していきます

「働き方改革法案」が平成30年7月に国会で成立されました。同時期に「僕たちはどう生きるか」という古典が流行り、多くの人が働き方の範疇を超えて、生き方について考えているのだろうと感じています。
この流れを考察するとこれまでの働き方というのが多く変わり、私たちも含める中小企業も国が主導する働き方改革に乗っ取って、働き方、勤務スタイルを考えていかなければならないのでしょう。これまでの運営の仕方では通用しなくなるであろうと思っています。
平成がもうすぐ終わろうとしているのに未だ建設業、建設現場で働く職人は日曜日のみが休日となっています。
ですが、このまま「これが当たり前」であってはいけないという思いがあり、私たちは2018年の夏から実験的に日曜日以外に月に1日の休みを取り入れております。中期的な目標としては4週6休に持っていき、いずれは完全週2日制を導入できればと努力をしていきます。人手不足している状況でけっこうキツイのですが、職人にも家族と過ごす時間や趣味の時間を確保してリフレッシュをしてもらい、パフォーマンスを上げてもらえたらと考えています。従業員、職人であってもまずは「人」です。

一緒にチャレンジしませんか

さて、これまで建設業、内装仕上げ工事、役割、環境、将来と資格、仕事とプライベートとのバランスについて話をしてきました。建設業を通して社会貢献、街づくり、誰かのライフスタイルに役立つということで仕事に対して達成感や充実感を得ることはできます。ですが、「仕事をする」だけが人生ではないと思いますので、「仕事」以外のこと、あなた自身、ライフスタイルを大事にしていただきたいです。建設業は誇り高い仕事だと思っていますが、これまでの昭和の頃の建設業の持つ風習や体質が私は好きではないです。人手不足が叫ばれてから変化の兆しは見えてきていますが、業界全体ではまだ追いついてないと思います。せめて、私たちだけからでも先にアップデートをし、建設現場で汗水ながして体を張って頑張っている作業員、職人がもっと評価されて「食べていくため」から「楽しいから」にもっていけたらと思います。近い将来、それを実現することが可能でもあると思っていますし、それが実現できるように動いていきます。

迷っているのであれば、ぜひ、まずは連絡をください。建設業、内装仕上げ工事以外にも世の中には多くの仕事や職種がありますので、この仕事が長く続くか続かないかは電話連絡をする前に悩まなくてもいいです。当たり前のことですが試用期間であってもキチンと賃金はお支払いします。なので、まずは試しにやってみてから続けるか続けないかを判断してください。ぜひ、下記の勤務条件を読んでいただき、ご不明な点がありましたらお気軽にご連絡ください。

Recruitment勤務条件

給与 給与 155,000円~200,000円
・経験・能力に応じ相談 ・使用期間有
仕事 内装仕上げ工事
(クロス張・カーペット/シート張・カーテン取付けなど)
資格 要普通自動車運転免許(AT限定車可)
休日 土曜日(月1回)・日曜日・年末年始・GW・旧盆
待遇 通勤代補助・社保完備
応募 電話連絡の上、履歴書を持参